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那覇には3000人超 勝利のブザーと大歓声、スタジアム包む バスケW杯パブリックビューイング


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第3クオーターで富永選手の3ポイントシュートに歓声を上げるファン=2日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 【那覇】FIBAバスケットボールワールドカップ2023日本代表の最終戦となったカボベルデ戦。那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇のファンゾーン(パブリックビューイング)には3千人を超えるファンが集まり、大型スクリーン越しに試合終了まで熱い声援を送った。

 第1クオーターは2点を追いかける点差で終えたものの、その後逆転し、富永啓生選手の3ポイントシュートなどで得点を重ねる日本代表のプレーに会場は幾度となく沸いた。試合終盤はカボベルデに追い上げられる展開に、ファンは手に汗握り最後まで試合を見守り、勝利のブザーが響くと大歓声が響き渡った。

 那覇市山下町の垣花小5年の仲田朱里さん(11)と同2年の古荘はなさん(7)はそれぞれ家族と共に訪れ、一緒に応援した。2家族は8月29日のオーストラリア戦も同ファンゾーンで試合を観戦したという。

 仲田さんは「観客全員がわーっと声を上げ、一体感があってすごい」と会場の雰囲気にわくわくした様子だった。古荘さんは「点を入れたり入れられたりして面白い。友達とみんなで応援できて楽しかった」と話した。

(西田悠)