琉球新報社 
【伊是名】8月29日、お盆の中日に伊是名村仲田区の仲田青年会は、島では初となるエイサーの道ジュネーを行った。公民館や集落内のお祝いがあった家などを回り、息の合った演舞を披露した。
伊是名島では旧盆にエイサーをする習慣は今まではなく、秋の豊年祭の時に各字で行ってきた。今回青年会でやってみようとの声があり、実施となった。
地謡の生の演奏に合わせ、一帯には太鼓の音が響き渡り、指笛や掛け声のにぎやかな様子に集落の人がたくさん集まった。カチャーシーも行われ、みんなで踊りを楽しんだ。
久しぶりのにぎわいに喜んだギャラリーからは、多くの寄付も集まっていた。仲田区長の前川国清さんは「青年会が頑張って伊是名村初の旧盆の道ジュネーが実現できてうれしい」と話した。
仲田青年会長の浜里慎さんは「1カ月前から毎日練習してきた。無事に本番を迎えることができてとてもうれしい」と充実した笑顔で話した。
（比嘉陽子通信員）
