沖縄の南に熱帯低気圧 きょう夕方に台風へ発達する可能性(5日朝)


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 沖縄気象台によると、4日午前9時までに沖縄の南に熱帯低気圧が発生した。同日午後6時現在、ゆっくりとした速さで北東へ進んでいる。5日夕方には台風に発達する可能性がある。発生すれば、13号になる見通し。5日から6日にかけて大東島地方に接近し、東日本や北日本に近づく恐れがある。気象台は今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

 台風は5日午後6時には、南大東島の南東約200キロの海上に達するとみられるが、暴風域は伴わない可能性がある。大東島地方への最接近は5日夜遅くとなるみられる。同日に予想される最大風速は13メートル(最大瞬間風速23メートル)、沿岸海域の波はうねりを伴い3メートルとみている。

 台風は大東島地方の南から東側を通るとみられる。同地方では少雨が続いているが、気象台は、台風通過時に発達した雨雲は東から南側にかけて分布し、同地方へのまとまった雨が降る可能性は低いとみている。
 (小波津智也)