FIBAバスケットボールワールドカップの盛り上がりを音楽で世界に発信しようと、W杯の開催国の沖縄、インドネシアとフィリピンの3カ国のアーティストが共演する特別ライブ「Our New Songlines 2023」が8月26日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。共同で制作した楽曲「Love Live Life(ラブ・リヴ・ライフ)」を初披露し観客を盛り上げた。主催は沖縄市、ミュージックタウン音市場。
楽曲に参加した沖縄市出身のラッパー・\uK―B(ヤックビー)とRude―α(ルードアルファ)、フィリピン・マニラから人気ヒップホップ歌手のAlisson Shore(アリソン・ショア)とWaiian(ワイアン)、インドネシア・ジャカルタから、歌手のTanayu(タナユウ)が出演し、それぞれライブを披露した。
「ラブ・リヴ・ライフ」は「希望」や「相互理解」などをテーマに制作された。アリソンは「プロジェクトは私にとって特別なものになった」と語り、サビの作詞を担当したタナユウは「お互い違う国の出身で距離はあったが、美しいコラボレーションになった」と振り返った。Rude―αは「自分の音楽を海外で聴いてくれる人がいて、そういうつながりは今まであったが、海外のアーティストと楽曲を制作できて感謝している。(プロジェクトで)ジャカルタやフィリピンに行き、つながりができた」と喜びを語った。
「ラブ・リヴ・ライフ」は、15日に各音楽サブスクリプションサービスにてデジタル配信でリリースを予定している。
(田中芳)