結団式、大舞台へ健闘誓う 高校ラグビー、駅伝


この記事を書いた人 志良堂 仁
結団式で気合を入れる駅伝とラグビーの県代表選手たち=2日、県立武道館

 12月下旬から年明けにかけて、全国高校総合体育大会の一環として開かれるラグビーと駅伝の全国大会に出場する県勢の結団式が2日、那覇市の県立武道館で開かれ、選手たちが健闘を誓い合った。

 12月20日に京都市で行われる全国高校駅伝には男子コザが2年ぶり、女子北山が4年連続で出場し、ラグビーの第95回全国大会(12月27日~1月11日・東大阪市の花園ラグビー場)にはコザが2年連続で出場する。駅伝はことし、京都開催50周年の記念大会のため例年より出場校数が多い。コザの神里裕司主将は「節目の大会で走れることを幸せに思い、最下位脱出、そして一つでも前の順位を目指して頑張る」と決意表明した。北山の嶋袋由惟主将は「県代表としての自覚と誇りを持ち、都大路を精いっぱい走り抜きたい」と意気込んだ。5日に組み合わせ抽選を控えるコザラグビー部の松島颯主将は「花園ではベストなプレーをしてシード校を倒したい」と目標を掲げた。
 県高体連の棚原秀則会長は駅伝メンバーに「自分の最高記録を1秒でも更新してたすきをつないで」と、ラグビーの選手たちには「正月を花園で迎えるという目標を持ってほしい」と激励の言葉を贈った。