八重瀬町 人口3万人に 島袋愛麻ちゃんへ認定証


この記事を書いた人 金城 美智子
3万人目の町民となった島袋愛麻ちゃんと両親の賢吾さん(前列中央)と麻希さん(同右)を祝う比屋根方次町長(同左)ら関係者=4日午後2時ごろ、八重瀬町役場本庁舎

 【八重瀬】八重瀬町の人口が3万人を突破し4日、町役場本庁舎で記念セレモニーが開かれた。10月28日に誕生し、3万人目の町民となった島袋愛麻(えま)ちゃんと両親の賢吾さん(34)、麻希さん(30)に比屋根方次町長が認定証と記念品を贈った。

 3万人目は11月2日付。賢吾さんは「娘が誕生して喜んでいる中で、3万人目に選ばれて感動もひとしおだ。家族で町の発展に貢献していきたい」とあいさつした。町職員が「村興し節」と「唐船ドーイ」を演奏して島袋さん一家を祝福した。
 比屋根町長は「合併から10年を迎える年に人口3万人の目標を達成できた。子どもたちが健やかに育つことができるよう、さらに子育て環境の整備に努めたい」と述べた。
 八重瀬町は、2006年1月に旧東風平町と旧具志頭村が合併して誕生した。合併当時の人口は2万6510人だった。ことし11月30日現在の人口は3万40人。
【琉球新報電子版】