コラソン連敗、5位 JHL 大崎電気に27―33


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは5日、香川県の高松市香川総合体育館で大崎電気と対戦し、27―33で敗れた。通算成績は3勝2敗となり、順位は一つ落として5位。
 次戦は6日午後1時から、愛媛県の今治市営中央体育館で3位の大同特殊鋼と対戦する。
(観客数1200人)

大崎電気(3勝1分け)
 33―27(14―11,19―16)
琉球コラソン(3勝2敗)

◆勝負どころで失敗 テンポ持続できず
 琉球コラソンは後半の勝負どころで勝ちきれず2連敗を喫した。テンポの良さを持続できないのは前戦からの課題だ。主将の松信亮平は「攻撃が単調になってしまった。全体で相手ディフェンスを動かすような攻撃をしていかないといけない」と修正を期した。
 前戦のホーム戦で負傷した右サイドの名嘉真吾を欠いたコラソンに対し、大崎電気は宮崎大輔ら日本代表にリーグ最多7人を送り込んだ総合力で上回った。コラソンは後半13分に一時リードしたものの、そこから連続失点するなど踏ん張れなかった。逆速攻に加え、宮崎にかき回されて手薄になったサイドからシュートを打ち込まれた。
 東長濱秀吉監督は「勝負どころを失敗すると一気にやられてしまう」と言う。相手を上回る58本のシュートを放ったが、決定率が5割を切るようでは苦しい。6日は現在3位の大同特殊鋼との対戦で厳しい試合が予想される。松信が「リズムよく(ボールが)回る時間帯はある。それをどうやってもっと出していくか」と話すように、自分たちの時間帯を多くつくることで勝機をつかみたい。