トップ選手の技学ぶ 県内選手らが投てき講習


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 沖縄陸上競技協会は5日、国内トップクラスの投てき選手を招き、県内の選手と指導者を対象にした講習会を県総合運動公園補助競技場で開いた。2015年度オリンピック選手輩出事業の一環。受講者たちはトップアスリートの技術を学んだ。

知念豪(左から3人目)から指導を受ける受講者=5日、県総合運動公園補助競技場

 円盤投げは日本歴代2位の記録を持つ畑山茂雄(ゼンリン)、知念豪(同)が、ハンマー投げは日本グランプリ優勝の田中透(チームミズノ)、知念春乃(日本体育施設)が講師を務めた。
 午前は小学生から大学生までの投てき選手22人が参加した。投げる時の体の使い方やトレーニング方法などを熱心に聞いていた。那覇西高1年の比嘉茉尋さんは「新しい練習方法を学んだので普段の練習に取り込みたい」と話した。午後は指導者向けの研修を行った。講習会は6日まで実施する。