コラソン3連敗 JHL、大同特殊鋼に26―32


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは6日、愛媛県の今治市営中央体育館で大同特殊鋼と対戦、26―32で敗れて3連敗を喫した。コラソンの通算成績は3勝3敗で、順位は6位となった。

 次戦は12日、愛知県のウィングアリーナ刈谷で3位のトヨタ自動車東日本と対戦し、13日に静岡市中央体育館で5位の湧永製薬と対戦する。
(観客数812人)

◆攻めあぐね 後半に失速
 琉球コラソンは前日の大崎電気戦と同様、6点差の大差で敗れた。後半の勝負どころでの失速も同じ。東長濱秀吉監督は「粘ってはいたんだけど。(点を)取れるところでしっかり取らないときつい」とため息をついた。序盤から追い続ける展開だった。それでも前半はエース棚原良の3連続得点や連基徳の粘り強いシュートなどで最大5点差を追い付いた。後半に入った直後も棚原が連続シュートを決め4分半までリードしたが、ここから5失点。棚原がマンツーマンで徹底マークされるとうまく攻撃を組み立てられず、コラソンは約8分もの間得点を奪えなかった。東長濱監督は「韓国人ポストを意識していたら、それをおとりにしてカットインや上からのシュートでやられた」と守備面の課題も口にした。
 年内最後となる次週の2連戦は3位のトヨタ自動車東日本と5位の湧永製薬との対戦。指揮官は「来週が一番大事。落とすとプレーオフ(進出)が消える」とヤマ場に向けてチームの再構築を誓った。