「二見情話」哀感込め 川満・神谷ペア最優秀


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優勝賞品を手に笑みを浮かべる川満俊祐さん(左)と神谷あかりさん=11月29日、わんさか大浦パーク特設ステージ

 【名護】二見情話ミュージックライン開通記念「第4回二見情話大会」(実行委員長=宜寿次聰二見区長)が11月29日、わんさか大浦パークイベント広場で開催された。

 終戦直後二見区で作詞・作曲(照屋朝敏氏)された琉球民謡「二見情話」はことしで誕生70年、今では日本全国で愛唱されるまでになった。最年長99歳(数え)の安谷屋シゲさんから最年少は9歳の岸本かのんさん(東江小3年)まで、18組の男女ペアが自慢ののどを競い合った。出場者の情感込めた歌声に、会場から大きな拍手と指笛が鳴った。
 最優秀賞を受賞した川満俊祐さん(那覇市)・神谷あかりさん(八重瀬町)ペアは共に21歳の社会人1年生で、同じ民謡教室の門下生。「初めての挑戦で緊張したが、うまく歌えた」と喜びを語った。各賞の受賞結果は次の通り。(敬称略)
▽最優秀賞=川満俊祐(那覇市)・神谷あかり(八重瀬町)
▽優秀賞=宜寿次直人・友寄愛里(名護市)
▽優秀賞=前我名祥平・上江洲郁(西原町)
▽審査員特別賞=徳里隆玖・徳元美優(糸満市)
(嶺井政康通信員)