琉球柔道塾、オール女子で県大会参戦 気合「男子に負けない」


この記事を書いた人 志良堂 仁
女子チームで初の大会に挑む琉球柔道塾の(左から)宮里心寧、吉元陽香、島袋芽子、島袋結子、佐久原美姫=8日、浦添市民体育館

 浦添市などの小学生が所属する琉球柔道塾の女子チームが、12日に県立武道館で開催される第11回真柔会旗争奪小学生柔道大会に出場する。同塾が女子のみのチームを編成するのは初めて。大会には男子や男女混成チームが出場するため、メンバーは「男子に負けない」と気合を入れて練習に励んでいる。

 琉球柔道塾には現在、15人の小学生が所属している。これまでは男女混成チームで大会に出場していたが、人数が増えた女子メンバーからチーム編成の要望があったという。
 先鋒の宮里心寧(3年)は、「上級生の男子にも勝つ」と決意を述べ、次鋒の吉元陽香(4年)は「得意な払い腰や背負い投げを決める」と拳を握る。中堅の島袋芽子(同)は「逃げないで前に出る」と闘志を燃やし、副将の島袋結子(5年)は「年上が相手でもどんどん技を仕掛ける」と誓った。大将の佐久原美姫(同)は「男子よりも勝ち進んでベスト4に入りたい」と目標を掲げた。(平安太一)