コラソン4連敗 JHL トヨタ東日本に22―27


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 日本ハンドボールの琉球コラソンは12日、愛知県のウィングアリーナ刈谷でトヨタ自動車東日本と対戦し、22―27で敗れて4連敗となった。通算成績は3勝4敗で6位につけ、順位に変動はなかった。次戦は13日、静岡市中央体育館で午後1時から5位の湧永製薬と対戦する。

▽男子
トヨタ自動車東日本(5勝2敗)
 27―22(14―11,13―11)
琉球コラソン(3勝4敗)

◆一時逆転も ミス連発
 もったいない敗戦だった。コラソンは後半に一時逆転したが、そこからミスを連発して決定機を逃した。4連敗を喫し、プレーオフ進出は早くも厳しい状況に追い込まれた。主将の松信亮平は「どの試合も負け方が同じ。後半途中から崩れている」と自滅に悔しさをにじませた。
 14―18の後半12分から、棚原良と赤塚孝治の連続得点で同点に追い付き、さらに19分半には逆転に成功した。だが、オーバーステップなどの単純ミスやノーマークシュートを外すなどし、23分半からは6連続失点で万事休す。バックプレーヤーがしっかりボール回しをして、サイドへ展開するはずだった。送り手と受け手のテンポがずれているのか、思い描いた攻撃はできず、エース棚原のロングシュートに頼って単調だった。
 13日も苦しい試合が予想されるが、松信は「コミュニケーションをしっかり取りたい。思っているだけじゃなくコートで表現しなければいけない」と奮起を誓った。