その姿が太刀に似ているから太刀魚とか、立って泳ぐから立魚との二つの名前の由来の説があるタチウオ。秋から冬場に釣れるこの魚は、餌釣りやルアー釣りで手軽に釣れるので人気の釣り魚の一つだ。
サンノリー2に勤務の宮城梓さんは自他共に認める釣りキチで、毎日のように仕事の行き帰りに竿を出しているというつわもの。この時期は早朝のオニヒラアジ狙いと、夜のタチウオ釣りがメーンという。そんな彼の12月13日のタチウオ釣りに同行取材した。
仕事が終わって午後6時に与根漁港で待ち合わせ。ジグヘッドとワーム仕掛けを投げてはアクションを加えながら巻いていると、ガツガツとタチウオ特有のアタリがあり60センチ弱のタチウオが釣れた。
しかし、アタリが続かないので午後8時に泊海岸へとポイント移動。水銀灯の明かり周辺を狙ってキャストして仕掛けを落とした後、竿をしゃくりながらリールを巻き上げ仕掛けを巻き上げた後、巻き上げを止めてスライドさせると、すぐに60センチほどのタチウオがヒットした。
その後も同サイズが6連発。午後9時に80センチ前後の良型が釣れたので納竿。家路を急いだ。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)