【うるま】中部農林高校(与那嶺国彦校長)の祖堅江里香さん(18)が、5日に千葉市の幕張メッセで開催された第53回技能五輪全国大会のフラワー装飾競技で銀賞を受賞した。同競技で県内から銀賞を受賞するのは初めてで、県内高校生の受賞も初。
祖堅さんは花束、ブライダルブーケ、テーブルアレンジなどの課題を1日がかりで制限時間内にこなした。「高校生らしさを強調し、チョウのような花束をイメージした」と、作品について説明した。
審査結果の発表の時は「足が震えて、倒れそうなくらいだった。まさか自分がとれると思っていなかったので、腰を抜かしそうだった」と振り返り、「これから就職する介護の仕事でも生かしたい」と抱負を語った。
技能五輪全国大会は23歳以下の青年の技能レベル日本一を争う大会で、本年度は県内から11種目16人が出場した。