死亡事故増41人 高齢者6人増の15人 15年県内


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤

 2015年の県内の交通事故による死亡者数は、統計開始以降の最少だった14年の36人より5人増えた41人(速報値)となる見通しであることが31日正午現在、県警交通企画課のまとめで分かった。交通事故の死亡者数は2年ぶりに40人台を突破した。15年は65歳以上の高齢者の死亡事故が多い傾向にあった。

 県警によると、死亡者のうち高齢者は15人(構成率36・6%)で、前年より6人増えた。
 県内の交通事故による死亡者数は最多が1973年の123人だが、その後は減少傾向が続いている。2007年以降は40~50人台で推移しており、14年は初めて30人台を記録した。