【中国時報】無給講師募集に批判 台中市国立大


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 台中市にある国立大学の景観・レジャー学部が、週3回「無給」で授業を行う専門の技術者を公募したことに批判が集中している。これを受け、学校側は12月15日、募集広告の「技術者」を「非常勤講師」に変更し、「無給」部分を削除した。

 当初の募集条件は、観光やレジャー関連業界で6年以上の実務経験があり、傑出した業績のある者で、レジャー施設の企画・設計やコンピューターシステムの開発支援、景観学などの授業を「無給」で行うことになっていた。
 同学責任者は、「民間の活力を大学の授業に生かそうという趣旨の補助的な業務で、無給だが交通費は支給する」と弁明しているが、大学の専門知識や人材を軽視する姿勢に批判の声は多く、12月22日現在、応募者は出ていない。