新そば提供もうすぐ 大宜味、畑に白い花広がる


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収穫に向けて順調に育ち、きれいな白い花を咲かせるソバ=大宜味村の大保地区

 【大宜味】大宜味村の大保地区にある平良幸也さん(38)のソバ畑で、きれいな白いソバの花が咲いている。1月上旬から中旬にかけてソバの実を収穫する予定だ。

 平良さんが所属する同村蕎麦(雑穀類)生産組合は、収穫した2016年産の新そばを提供する出店を同村産業まつり(1月16~17日、大宜味小学校)や「おきなわ花と食のフェスティバル」(2月6~7日、那覇市・奥武山公園)で出店する。
 同村は2008年から耕作放棄地を活用し、大宜味産のソバ作りに取り組んでいる。今期は、3農家の計14ヘクタールの畑から約4トンのソバの収穫を見込んでいる。
 村内5カ所に計7ヘクタールのソバ畑で生産している平良さんは「順調に育っている。大宜味産のそばは風味が強く、県外の人にも喜ばれている。まずはつゆを漬けずに塩だけで食べてみると風味がよく味わえる」と紹介し、特徴的な味わいをアピールした。