裁判所前1000人集会を 「オール沖縄会議」が計画


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会見で口頭弁論前の集会への参加を呼び掛けるオール沖縄会議メンバー=5日、県庁記者クラブ

 名護市辺野古への新基地建設阻止に向けて政党や市民団体、経済界などで結成された「オール沖縄会議」は8日に行われる県と国の代執行訴訟第2回口頭弁論前の午後1時~2時、福岡高裁那覇支部向かいの城岳公園で裁判に臨む県職員や弁護団を激励する集会を開催する。千人以上の参加を目指している。5日、同会議共同代表の呉屋守将金秀グループ会長や高里鈴代島ぐるみ会議共同代表らが県庁記者クラブで会見を開き、発表した。

 呉屋共同代表は「県民が選んだ知事による承認取り消しが国から訴えられる。こんな非民主的なことがあっていいのか。県知事に対する直接的な支援と同時に、県民の平和のために共に頑張ろうというアピールをしていきたい」と集会の意義を語った。
 高里共同代表は「オール沖縄会議が結成されて初めての活動になる。裁判所に公正な裁判が行われることを期待するとともに、ある意味で県民が訴えられているという認識を持つためにも多くの参加を呼び掛けたい」と話した。