2015年に創立120周年を迎えた西表島の竹富町立古見小学校。子どもたちは学習活動でさまざまな賞を受けるなど、生き生きと学びを楽しんでいる。
前良川と後良川に挟まれた集落は、学校創立当時、西表島最大の「古見村」として栄えていた。川の入り江はヒルギ林が広がり、内陸のやまやまは豊かな緑が広がる。海辺の美しさを歌った「古見の浦節」は情感のある八重山民謡を代表する歌として知られる。
校歌は詩人や作家として活躍した石垣市出身の伊波南哲が作詞し、作曲は宮良長包のまな弟子の糸洲長良が手掛け、1968年2月に制定された。
校歌探訪 竹富町立古見小学校
この記事を書いた人
上原 康司