【中国時報】搭乗可のドローン、軍事利用の可能性も


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 中国のドローンメーカー「億航」(イーハン)は、ラスベガスで開催された世界最大の家電展示会(CES)で、人が搭乗することが可能なドローン「181」を発表した。新たな軍事利用の可能性も大きいとして注目を集めた。

 同機は高さ1・5メートル、重さ200キロで、本体からそれぞれ2本のプロペラが付いた4本のアームが延びた形状。重さ100キロまで搭載可能で最高時速は100キロ。2時間でフル充電でき、海抜0メートルの高度なら23分間飛行することができる。
 米国防総省はソフトのバグやハッキングなどを危惧し、同機の実用化については慎重な態度を取るとみられるが、ドローンの軍事利用が注目される中、同機には部隊の輸送や戦闘員の救援など、さまざまな可能性が期待されている。