宜野湾市長選は24日午後8時で投票が締め切られた。琉球新報、毎日新聞、共同通信が合同で実施した24日当日の出口調査によると、現職の佐喜真淳氏と新人の志村恵一郎氏が激しく競り合っている。
今回の市長選は、23日までの期日前投票で有権者の約19・65%に当たる1万4256人が投票を行っており、午後9時からの開票作業が注目される。
琉球新報、毎日新聞、共同通信の合同出口調査によると、普天間飛行場の辺野古移設については、56・0%が反対で賛成の33・2%を上回った。
賛成と答えた有権者のうち92・5%が佐喜真氏、7・5%が志村氏へ投票したと回答。反対の回答のうち77・1%が志村氏、22・9%が佐喜真氏に投票したと答えた。
辺野古移設を推進する政府の姿勢については、54・9%が支持しないと回答し、支持するは33・8%だった。
投票に当たって最も重視した政策は、普天間移設問題と回答した有権者が最も多く55・0%だった。次に教育・子育てで12・7%、景気・雇用の7・9%、医療・福祉の4・1%、市街地活性化の3・1%、交通・インフラ整備の1・2%、観光振興の0・6%となった。
支持政党は自民党が28・7%、民主党が7・4%、社民党が5・9%、共産党が2・6%、公明党が2・5%、社大党が1・2%、維新の党が1・1%、おおさか維新が0・9%、生活の党が0・6%、日本を元気にする会が0・3%、日本のこころが0・2%、改革結集が0・1%、新党改革が0・1%、その他政党が2・0%で、支持政党なしが38・0%だった。