【石垣】気温10度前後で強風が吹く厳しい条件の中、4208人が参加した24日の第14回石垣島マラソン(主催・石垣市、市教育委員会、市体育協会、共催・琉球新報社)。寒さの中でランナーたちは景色を楽しみながらコースを駆け抜けた。台湾や中国など海外からも出場し、市民と交流を深めた。
フルマラソン出場3回目で初の完走を果たした神奈川県の若山磨(おさむ)さん(54)は「石垣島の自然を楽しみに参加しているが、ことしの寒さはびっくり。強風も吹いたが、それでも海はきれいだった。ゆったりとした大会でとても感じがいい」と笑顔を見せた。
中国語通訳としてランナーと一緒に走った八重山商工高校1年の小林都子さん(16)は「大会をきっかけに、海外からもっと多くの人が訪れてほしい」と期待した。