石垣島マラソン、男子牧野、女子能勢に栄冠


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
序盤から独走状態となり狙い通りの優勝を果たした牧野冴希=24日、石垣市名蔵

 【石垣】第14回石垣島マラソン(主催・石垣市、市教育委員会、市体育協会、共催・琉球新報社)が24日、同市の市中央運動公園を発着点に4208人が出場して行われた。フルマラソン男子は牧野冴希(埼玉)が2時間25分51秒で初優勝し、女子は能勢結希(神奈川)が3時間18分50秒で初制覇した。
 大会はフルマラソン、24キロ、10キロの3部門で競った。完走率はフルマラソン96%、24キロ94%、10キロ95%だった。

 この日は大陸側から南下した非常に強い寒気で石垣島は10度前後の寒さに包まれた。最大風速20メートルと予報される強い風が吹く厳しい条件の中、ランナーは懸命にコースを走り抜けた。沿道では向かい風に苦しむ選手たちに市民が手をたたいたり声援を送ったりして励ましていた。