【中国時報】台南市、同性婚可能に 市長、法的保障も検討


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 高雄、台北、台中、新北の各市に続いて、台南市の頼清徳市長は1月27日、同性カップルの登録制度を近く開始すると発表した。戸籍謄本に「伴侶関係」と明記することも可能になる。法的保障についても検討を進めていく。

 頼市長は「既に世界の40以上の国や地域で同性婚が認められ、法的な保障を受けることも可能だ。台湾の同性婚に関する法整備は遅れている」と指摘した。今後、台湾でも同性婚が認められるよう、国にも法的整備を求めていく方針だ。
 台南市では昨年12月、同性カップルの法的承認を求める性的マイノリティー(LGBT)団体によるデモ行進が行われ、20団体が集結した。同性カップルの法的保障承認を求める署名運動には、1カ月足らずで2165人の署名が集まっている。