ペルー県系人にウチナーンチュ大会PR 県キャラバン隊


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
乾杯や食事で親交を深める県のキャラバン隊のメンバーとペルーの日系人関係者=6日昼(現地時間)、ペルー・リマの日秘文化会館

 【ペルー6日=長浜良起】10月26~30日に開催する「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼び掛けるため、3日に南米4カ国へ出発した県の「南米キャラバン隊」(団長・安慶田光男副知事)ら8人は6日午前9時半(日本時間午後11時半)ごろ、ペルー・リマに到着した。同日夜にリマのラ・ウニオン総合運動場で現地の県系人に対する大会の説明会を行った。

 会場からは日本語が話せない海外の県系人のために通訳ボランティアの充実を求める声も上がった。大会の説明を受けた当山アントニオさん(31)は「大会に参加していい経験ができたら、自分の先祖を知りたいほかのウチナーンチュのためにもなる」と話した。
 同日昼には在ペルー日本国大使館の株丹達也特命全権大使やペルー日系人協会の真壁ペドロ会長らを訪れ、安慶田副知事がかりゆしウエアを手渡した。