【中国時報】台北市の渋滞深刻 自転車道整備が要因


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 台北市では現在、市中心部の幹線道路で行っている大規模な自転車専用道路整備工事のために渋滞が深刻化している。信号を一つ越えるのに10分を要する事態も発生しているとして、市議会が早急な対策を求めている。

 本事業は車道を最大2車線削減し、拡張した歩道に自転車専用道路を設置しようというもの。市を横断する仁愛、信義、南京東西路の3路線は完成しており、現在は縦断する復興南北路、新生南路・松江路、中山北路での工事を行っている。
 市交通局は市民からの苦情を受け、関係各所と連携して代替方法を検討して対策を急ぐと説明する。その一方で、ことし台北市で開催予定の世界Velo―City(ベロ―シティー、自転車都市)大会のための整備工事の一環でもあるとして市民に理解を求めている。