折れるなど使用できなくなった縫い針を供養する「針供養」の日の8日午前、日本和裁士会県支部(比嘉知重支部長)の会員ら約30人が那覇市奧武山の護国神社で、日ごろ使い込んだ針への感謝と安全を祈願した。
8日は針仕事を休む日とされ、各地で供養が行われている。こんにゃくに刺した針に神主が祝詞を奏上して供養した。
和裁士会県支部は例年、供養祭を開催。比嘉支部長は「着物の固い布などを縫うなどして酷使した針に感謝の気持ちを込めて供養した。今後も針仕事の技術向上に取り組んでいきたい」と話した。
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