琉球新報社 県は８日の庁議で、２０１６年度の一般会計当初予算案を１５年度比１・０％（７７億円）増の７５４２億円とすることを決定した。増額は８年連続で過去最高額を５年連続で更新した。翁長雄志知事が公約で掲げていた「子どもの貧困対策」の推進や「アジア経済戦略構想」の実現が大きな柱となっている。
子どもの貧困対策は、２月定例会に提出する１５年度補正予算案で計上する貧困対策推進基金３０億円などを含めると６０億円になる。アジア経済戦略構想の実現に向けては２２７億円が計上された。
予算案は１６日開会予定の県議会２月定例会に提出される。
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