オコエ選手 紬ぴったり 楽天の新人8人、久米島観光楽しむ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【久米島】久米島で春季キャンプを行っているプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの新人8選手が5日、キャンプ初の休日を利用し、久米島観光を楽しんだ。

織物体験や着付け体験をした選手一堂=5日、ユイマール館

 ユイマール館では、伝統織物の「久米島紬(つむぎ)」のバンダナ染めやコースター織りなどに挑戦したほか、オコエ瑠偉選手、出口匠選手、村林一輝選手が久米島紬の着付けを体験した。
 和装は初めてというオコエ選手は「東京ではできなかった体験なので、光栄だ」と話した。
 オコエ選手が着た久米島紬を制作した平田とき子さん(66)は「よく似合っている。久米島でパワーをつけて第一線で活躍してほしい」とエールを送った。
 「久米島の久米仙」工場見学には、大卒・社会人選手の4人が参加。工場見学や泡盛を試飲したほか、優勝した際に開ける「勝利の壺(つぼ)」に泡盛を注いだ。茂木栄五郎選手(22)は「オフでダラダラ過ごすより、いい体験ができた。充実した日になった」と感想を話した。
(盛長容子通信員)