早く元気になってね 阪神・鳥谷選手、こども病院訪れ激励


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プロ野球阪神タイガースの鳥谷敬選手(後列左)と記念撮影する子どもたち=5日、南風原町の南部医療センター・こども医療センター

 【南風原】プロ野球阪神タイガースの鳥谷敬選手が5日、南風原町の南部医療センター・こども医療センター(我那覇仁院長)を訪れ、病気と闘う子どもたちを励ました。

 鳥谷選手は病室を一部屋ずつ回り、病児らと握手したり、笑顔で記念写真に応じたりして子どもたちを励ました。全員にサイン色紙を贈り、「子どもたちに喜んでもらえるような元気なプレーをしたい」と決意を込めた。
 入院中の崎山清任(きよと)ちゃん(1)=那覇市=の母親の珠恵さん(31)は「プロ野球選手を目の前で見るのは初めて。病院の外に出られない子もいるので、大きな励みになった思う」と話した。
 広島東洋カープ球団職員で、鳥谷選手とは早稲田大学時代の同期の比嘉寿光さん、2人と共にフィリピンの子どもたちに靴を贈る活動を行う社団法人「レッドバード」の赤嶺昇代表理事らが一緒に病院を訪れた。