広島、仕上げ沖縄入り オスカル、アピールに意欲


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沖縄入りし、花束を受け取った広島カープの緒方孝市監督(左から3人目)ら=18日午後7時半ごろ、那覇空港

 宮崎・日南市での1次キャンプを18日に打ち上げたプロ野球の広島の選手らが同日夜、沖縄入りした。休日を挟んで20、21日にオープン戦を行う。沖縄市でのキャンプは28日まで。

 那覇空港の到着ロビーでは地元協力会のメンバーらが球団カラーの赤い帽子や赤いジャンパーを身に着けて出迎え、沖縄市のミスハイビスカスが緒方孝市監督らに花束を渡した。黒田博樹投手や新井貴浩内野手らが姿を現すとファンらが名前を呼んだり「頑張って」と声を掛けたりした。
 ブラジル出身の仲尾次オスカルは両親のふるさと沖縄に降り立ち、「お父さんとお母さんはここで生まれたんだなあという気持ち」と笑顔を見せ、「(1次キャンプで)ストレートの勢いも変化球の切れも上がっている。オープン戦からどんどんアピールしていきたい」と意欲を示した。
 20日は浦添市民球場でヤクルトと、21日は沖縄セルラースタジアム那覇で巨人と、いずれも午後1時からオープン戦を行う。