prime

「勝つことは当たり前。エキサイティングなゲームを」 FC琉球、新監督の金氏が就任会見


「勝つことは当たり前。エキサイティングなゲームを」 FC琉球、新監督の金氏が就任会見 練習を見守るFC琉球の金鍾成監督=19日、八重瀬町の東風平運動公園サッカー場(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 サッカーJ3のFC琉球は19日、八重瀬町の東風平サッカー場でトップチームトレーニングを行い、金鍾成(キン・ジョンソン)氏の監督就任会見を開いた。2度目の就任となる金監督は「難しい状況なのは理解しているが、楽しみにしていてほしい。勝つことは当たり前だが、一つでもエキサイティングなゲームができればと思う。一生懸命やりたい」と決意を語った。

 金氏は2015年からFC琉球アカデミーダイレクター兼ジュニアユース監督を務め、16年にトップチームの監督に就任。18年にはホーム戦無敗でJ3優勝、J2昇格へと導いた。その後、鹿児島ユナイテッドFCやガイナーレ鳥取で監督を務めた。

トレーニングで汗を流すFC琉球の選手たち=19日、八重瀬町の東風平運動公園サッカー場(大城直也撮影)

 チーム最長の11年在籍で、18年に金監督の下でJ3優勝、J2昇格へと貢献したMF富所悠は「目の前の1試合1試合を勝つことで順位がついてくればよい」と力を込める。金監督については「基本的には攻撃的なサッカーが好き。熱の入った感情的な部分と冷静に客観視する点とでバランスがよい」と語った。

 FC琉球は現在8勝4分け15敗で20チーム中18位。次戦は23日、ロートフィールド奈良で奈良クラブと対戦する。

(名波一樹)