【西原】西原小学校児童らで編成するバレーボールチームが5日、西原町役場に崎原盛秀町長と新島悟教育長を相次いで訪ね、8月に開かれた全国と九州大会の実績を報告した。西原クラブの男女は県大会で入賞し、女子は東京都で開催された第43回全日本バレーボール小学生大会へ出場し、1勝3敗の成績を残した。男子は長崎県で開催された第38回全九州小学生優勝大会で優勝した。
女子監督の花城清紀さんは「台風6号の影響で練習もできず飛行機も欠航。なんとか4便に分乗して前日の夕方入りした。クラブチームが多い中、西原小の校区チームでよく頑張った」と報告した。
6年生の嶺井珠心(じゅな)キャプテンは「激戦区の神奈川県代表に勝ったこと、(優勝した)東京の小岩クラブから1セット取ったのはいい経験」と話した。
男子監督の宮平智さんは「決勝戦の1セット目は取って取られて逆転勝ち。2セット目も競って勝ち6年生2人が頑張った。潮平壮志キャプテンはレシーブにスパイク、ブロックにと1人でかき回し、山城夢舞(ゆうま)副キャプテンはセッターでみんなが拾ったボールを上げた」とほめた。
潮平キャプテンは「この大会で自分たちのプレーを見直すことができ個人の成長につながった」と笑った。
(小波津昭子通信員)