米の科学者が辺野古訪問 「諦めないことが重要だ」


この記事を書いた人 金城 美智子
辺野古を訪問した「憂慮する科学者同盟」のグレゴリー・カラキ氏(左)=3日、米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米国の科学者らでつくる「憂慮する科学者同盟」のグレゴリー・カラキ上級アナリスト氏(59)が3日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開かれた新基地建設に反対する集会に参加した。

 沖縄の米軍基地問題の調査で来沖したカラキ氏は「核兵器や基地(問題)の決定は少数の人たちによってなされている」と述べた上で「私たちの声は無視されるが、声を上げ続けることが重要だ。団体の歴史は40年になるが、その中で成功することもあると学んできた。諦めない皆さんの取り組みは大事だ」と激励した。
【琉球新報電子版】
英文へ→American scientist visits Henoko to support protesters