【東】第34回東村つつじ祭り(同実行委員会主催)が4日午前、東村の村民の森つつじ園で開幕した。8種類計約5万本のツツジが、赤やピンク、白など色鮮やかな花を咲かせ、来場者の目を楽しませている。
4日午前9時半から行われた式典では、テープカットや鏡割り、地元の保育園児や幼稚園児らによるエイサーなどの余興も披露され、祭りの開幕を盛り上げた。伊集盛久村長は「やんばる、東村の春を十分に満喫してほしい」とあいさつし山開きを宣言した。
友人らと訪れた東村立高江中学1年の森岡和鼓さん(13)は「学校にもツツジはあるが、ここではいろいろな種類を見ることができてうれしい」と話し、記念撮影を楽しんでいた。
村企画観光課は「まだ2分咲きぐらいだが、例年以上につぼみがあり、来週以降に見頃を迎える。ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
つつじ祭りは21日まで。開園は通常は午前9時から午後6時だが、12、19、20の3日間は夜間(午後6時~同8時予定)も開園してライトアップが行われ、幻想的な雰囲気が楽しめる。
【琉球新報電子版】