新石垣空港が好調、年100万人 開港3周年で歓迎会


この記事を書いた人 志良堂 仁
開港3周年を記念する歓迎会で黒糖などをもらう観光客ら=7日、新石垣空港

 【石垣】新石垣空港は7日、開港3周年を迎えた。国内線の定期便は往復64便が就航。空路からの入域観光客数は2013年3月の開港からことし1月末までで267万2544人となった。年間100万人が利用する状況で好調を維持している。八重山ビジターズビューローは空港到着ロビーで3周年を記念する歓迎会を開き、マンゴージュースや黒糖などを振る舞った。

 国際線は中華航空が3月30日から10月後半まで週2往復便を運航する予定。国際線ターミナルビルは現在の約3倍の広さに増改築し、18年度中の使用開始を目指す計画が進められており、海外観光客の誘客が期待される。
 八重山ビジターズビューローの高嶺良晴理事長は「さらに直行便を増やすことや人材の確保が必要。今後も持続するよう課題解決に取り組みたい」と話した。
 福岡県から新婚旅行で初めて石垣市を訪れた美馬大樹さん(30)と紗央里さん(26)は「きれいな空港。八重山の自然を楽しみに来た。ゆっくりしたい」と笑顔を見せた。