沖縄県内で実施されている日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン23」の一環で、陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機が19日午前に新石垣空港に着陸したことについて、沖縄県の玉城デニー知事は同日昼、「県の2度にわたる要請を顧みることなく、同機が新石垣空港に着陸したことは、誠に残念だ」とのコメントを発表した。
昨年から米軍オスプレイによる墜落事故が相次ぐ中で、今回の陸自オスプレイを使用した日米の大規模訓練実施は「県民に不安などを生じさせるものだ」と強い警戒感を示した。
自衛隊オスプレイの県内での運用状況に注視し「県民の安全・安心を確保する観点から対応する」とした。(知念征尚)