【南大東】南大東小学校5年生11人は(砂川恵長校長、担任上原相之教諭)8日、南大東村役場会議室で「2015年度島の魅力再発見推進事業」(ぼくらの夢見る南大東島)についての仲田建匠村長への提言発表を行った。
この企画は、県企画部地域離島課が島の良さを再認識させ、ふるさとへの誇りを育み、将来のU・Jターンにつなげることを狙いとした事業。
昨年12月2日から5日まで、南大東島、伊是名島、西表島、与那国島の4島の児童が離島間のネットワークを形成しながら、伊良部島で宿泊学習を実施した。
児童は南大東島との伊良部島の違いや民泊で体験したこと、さらに体験から感じたことを発表した。
「20年後の夢見る南大東島」として、都会から自然を求める人が来る高校や大学、例えばサトウキビ学校やカボチャ学校をつくる、埋め立てをして面積を広げてショッピングモールを建てる、南北大東島をつなぐ大橋の建設など、島の魅力を磨きながら将来像を膨らませた意見を発表していた。
(池田羊子通信員)