新城、内間がリオ五輪へ 自転車ロード、県勢が出場枠独占


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
リオデジャネイロ五輪の自転車競技男子ロードレース日本代表に選出された新城幸也(左)と内間康平=17日、品川区の自転車総合ビル

 【東京】今夏にブラジルで開かれるリオデジャネイロ五輪の自転車競技で、男子ロードレース代表に県出身の新城幸也(31)=八重山高卒=と内間康平(27)=北中城高、鹿屋体育大卒=の2選手が選ばれた。日本自転車競技連盟が17日、品川区の自転車総合ビルで記者会見を開き、発表した。ロードレースの日本代表は2枠で、県勢が独占した。

 男子のロードレース競技は8月6日(現地時間)に開催される。新城は2012年のロンドンオリンピックに続き2回目の五輪出場、内間は初出場となる。新城は2月のカタールでのレース中に転倒し、左大腿(だいたい)骨を骨折しているが、リハビリを順調に続けている。7月のツール・ド・フランスへ出場して五輪につなげていく考えだ。記者会見で新城は「骨折しているがリオには間に合う。メダルを取れるようしっかりと準備して走りたい」と語った。内間は「(新城選手を)精いっぱいアシストして走りたい」と語った。
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 翁長雄志知事の話 出場枠を県勢が独占したことは快挙であるとともに沖縄県の誇り。リオでは私たちに勇気と感動を与えてください。力いっぱい応援します。