【中国時報】液状化、危険度一目で 台湾政府、検索システム公開


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 台湾政府経済部(経産省)中央地質調査所が掘削調査結果を基に開発した土壌液化危険地域検索システムが14日公開された。検索対象は台北市など8行政区で、住所を入力すると危険性の高い地域が地図上に3段階で表示される。

 システムには「一般用」と「専門家用」の2タイプがある。いずれも危険度を、危険性の高いものから赤・黄・緑の3色で地図上に表示する。専門家用ではより詳しい土壌や地下水脈などに関する情報をダウンロードできようになっている。
 今回公開されたのは、台北市、新北市、宜蘭県、新竹市、台南市、高雄市、屏東県などの8地区。台中、彰化など他の西部地域の情報は2018年に公開の予定だ。
 東部の花蓮、台東地区は地質的に液状化の危険性はないため、対象外となっている。