キングス2位 TKbjリーグ第42戦


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 プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区3位=31勝10敗)は20日、愛媛県の伊予しおさい体育館で、大分・愛媛ヒートデビルズ(西地区11位=11勝30敗)と今季第42戦を行い、83―73で勝ち9連勝とし、2位に浮上した。次戦は26日、滋賀レイクスターズと豊見城市民体育館で対戦する。

琉球ゴールデンキングス(32勝10敗)
 83―73(29―17,16―23,20―18,18―15)
大分・愛媛ヒートデビルズ(11勝31敗)

◆難しいゲーム
 伊佐勉監督の話 とても難しいゲームだった。それでも選手たちは慌てることなくプレーを続けた。それが勝利につながった。チームで戦えたという面ではステップアップできたと感じている。

◆我慢の戦い9連勝
 第1クオーターで29得点12点差をつけ、前日に続き大勝の予感もあったが、残りは我慢の戦いだった。
 第4クオーターは大分・愛媛のスリーポイントシュートが立て続けに決まるなど、一時は4点差まで詰め寄られた。
 キングスを救ったのは個々の落ち着いたプレーだった。粘り強く守り、試合終了直前には、ファールで得たフリースローを岸本隆一、金城茂之が丁寧に決めて、勝利を確実にした。
 金城は「2試合目ということもあり、相手が積極的に攻めてきた。それをはね返すプレーもあったのでプラスだと感じている」と振り返った。
 苦しい戦いだったが、最後まで持ち味の速いパスワークは健在だった。連勝を9に伸ばし、26日からは滋賀と対戦する。金城は「相手のプレースタイルに対応できるようにし、それを次戦で発揮したい」と意欲を見せた。