【中国時報】台湾の歴代党首、給与受領を辞退


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 台湾の国民党関係者によると、歴代の党首は少数の例外を除き、いずれも他の政務を兼務していることを理由に給与の受領を辞退していることが分かった。金額は行政院長(首相)と同額の23万5千元(約82万円)。蘇貞昌氏だけが党首時代に他の政務に就いていなかったため受領していた。

 民進党では、次期総統に当選した蔡英文氏が2008年5月から党首を務めているが、当初からボランティアを表明しており、規定の12万6千元(約44万円)の受領を辞退している。過去に党首を務めた陳水扁氏なども他の政務兼務を理由に辞退した。
 親民党は党首の給与規定自体がなく、現党首の宋楚瑜氏は他の政務にも就いていないため無給状態。幕僚によると、党の借入金の保証人になっている。