FC町田ゼルビアが来年1月に名護キャンプ 来季からJ1昇格 「多くのファン足を運んで」 


FC町田ゼルビアが来年1月に名護キャンプ 来季からJ1昇格 「多くのファン足を運んで」  2024年1月に名護市でのキャンプを決めたFC町田ゼルビアの原靖フットボールダイレクター(右)と渡具知武豊名護市長=21日、名護市民会館中ホール
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 【名護】2024年シーズンから、J1への昇格が決まったFC町田ゼルビアが24年1月19~24日の日程で、名護市の21世紀の森公園サッカーラグビー場でキャンプを実施する。名護市とFC町田ゼルビアが21日、名護市で記者会見し、発表した。

 名護市サッカーラグビー場はリニューアルされ、11月に全面供用開始されたばかりで、今回が初のプロサッカーチームのキャンプ誘致となる。

 FC町田ゼルビアは東京都町田市がホームタウンで、2011年にJリーグへ参入、15年にJ2に昇格した。23年シーズンはJ2で初のリーグ優勝を果たして、来季のJ1への昇格を決めた。キャンプには選手やスタッフを含めた70人程度が名護市入りし、トレーニングを実施する。

 会見でFC町田の原靖フットボールダイレクターは「サッカーチームのキャンプだけではなく、子どもたちや市民への交流にもつなげていきたい」と述べた。第102回全国高校選手権県大会で名護高校が初優勝したことにも触れ、キャンプ期間中に生徒らと交流の機会を持ちたいとの考えを示した。

 整備によって、21世紀の森サッカーラグビー場は天然芝1面、ハイブリッド芝1面の2面でトレーニングができる環境が整っている。記者会見で渡具知武豊市長は「昇格するゼルビアとともに、スポーツ環境の発展、地域振興の発展にむけて末永く協働したい。1月は名護市に多くのファンが足を運んでいただきたい」と話した。(池田哲平)