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待機児童解消に向け、那覇市が市立幼稚園を順次移行させる「認定こども園」の開園式が1日、市内5カ所の園で開かれた。2016年度に移行する5園は保育園機能を併せ持つ「幼保連携型認定こども園」で4、5歳児が入園。保護者や地域の関係者らが見守る中、園児らは元気よく開園式に臨み、新たな環境での第一歩を踏み出した。
本年度は市が運営する「公立型」の大道こども園、学校法人などが運営する「公私連携型」の識名、若狭、さつき、銘苅の計5こども園が開園。市は19年度までに市立幼稚園全36園を「認定こども園」化する。
5園の総入園児数は336人。51人が入園した大道こども園の開園式で、大城久美子園長は「大道幼稚園の歴史を継承しつつ、小学校とも連携した恵まれた教育環境になる」とあいさつ。城間幹子市長は「保護者と園が手を取り合い、新たな歴史を築いていってほしい」と激励した。