「岩国と姉妹都市に」 宜野湾市長、締結に前向き


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 【宜野湾】宜野湾市の佐喜真淳市長は16日、市議会一般質問で「福田岩国市長とも情報交換をしながら、将来的には姉妹都市に向けて取り組んでいきたい」と答弁し、山口県岩国市との姉妹都市締結に向けて取り組む意向を表明した。上地安之市議への答弁。

 岩国市議会は22日の最終本会議で、宜野湾市との姉妹都市締結を求める決議を可決した。上地市議は米軍基地を抱える点や那覇―岩国間の定期航空便の就航に触れながら、「今後も人的、経済的交流を深めていく必要がある」と締結の重要性を強調した。
 佐喜真市長は「KC130空中給油機の移駐は岩国市民の理解を得て実現した。市民レベルで交流を図りながら、姉妹都市締結に向けて、環境づくりに努めていきたい」と述べた。