サッカーJ3のFC琉球は23日、ヘッドコーチの兼村憲周氏(43)とGKコーチの飯髙弘章氏(33)の退任と、DFの牟田雄祐(33)が契約満了で退団することを発表した。
兼村氏は嘉手納町出身。大分トリニータ、松本山雅FC、福島ユナイテッドなどでコーチやヘッドコーチを務め、2023年からFC琉球のヘッドコーチに就任した。兼村氏は「3人の監督の力になれず、チームの目標を達成できなかったことへの申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです。またいつの日か沖縄サッカー界の発展に貢献できるように日々精進して参ります」とコメントした。
23年からFC琉球のコーチを務めた、千葉県出身の飯髙氏は「クラブの目標としていたJ2昇格を成し遂げることができずに申し訳ございません」とコメントした。
牟田は23年シーズンからFC琉球に加入し、今季は22試合に出場した。「サッカーを通して沖縄を盛り上げ、たくさんの人を笑顔にしたかった。大好きな沖縄への恩返しは、これからも続けていきたい」とコメントした。