【中国時報】ムスリム旅行先、台湾7位に上昇


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 クレジットカード大手マスターカード社が、世界のムスリムを対象とした旅行先の人気調査によると、イスラム協力機構(OIC)加盟国以外の分野で、台湾が昨年の10位から3ランク上昇し、7位にランキングされたことが分かった。

 項目別では、旅行地の安全性では1位、空港施設では3位を獲得。近年台湾政府はムスリムに優しい環境作りを進めており、礼拝施設の充実やムスリム向けのハラール食を提供するレストランの増加などが功を奏したと見られる。
 OIC加盟国ではマレーシアが1位。加盟国外ではシンガポールが1位だった。現在、全世界のムスリムは約16億人。2020年までに、旅行者は現在の延べ1・17億人から1・68億人に成長し、経済規模は2千億ドルに達すると同社では分析している。