【中国時報】焼き栗店に罰金350万 中国誇大広告


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 誇大広告を取り締まる中国の広告法に違反したとして「杭州で最高」「中国最高」などの看板を掲げていた焼き栗店が100万台湾元(約350万円)の高額な罰金を科せられた。ネット上では「行き過ぎではないか」と同情の声も出ている。

 同法は昨年9月に施行されたもので「史上最高」などの文言は誇大広告に当たるとして使用を禁止。同店は消費者からの通報で千人民元(約1万8千円)、市の管理局からさらに20万人民元(約350万円)の罰金が科せられた。
 企業の中には同法を逆手に取って宣伝するところも続出。中国国内の著名携帯電話メーカーは「東半球最高」とうたっていたものを「世界で2番目に良い」に差し替え。「広告法に違犯するほど良い」と称する企業も出てきている。