新しい知識習得へ 3学科に191人 かりゆし長寿大学入学式


この記事を書いた人 金城 美智子
県かりゆし長寿大学校入学式で誓いの言葉を読み上げる垣花文子さん(中央)と金城基昌さん=8日午後、那覇市の県総合福祉センター

 高齢者に学習の場を提供する県かりゆし長寿大学校(湧川昌秀学長)の2016年度入学式が8日、那覇市の県総合福祉センターであり、地域文化、健康福祉、生活環境の3学科に191人が入学した。

 第26期生の平均年齢は69・8歳で、最高年齢は男性82歳、女性79歳。17年2月28日までの間、郷土の歴史や介護予防などについて学ぶほか、書道や園芸などのクラブ活動にも参加する。
 湧川学長は「新たな知識をたくさん習得し、楽しい学生生活を」と激励のあいさつをした。入学生を代表して金城基昌さんと垣花文子さんが「この1年間、学業に励み、自己啓発に努める」と誓った。
【琉球新報電子版】