【中国時報】清掃員採用試験、難しく批判続出


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 台北市の清掃員採用試験に、天文や地理など業務とは直接関連がない上、難易度の極めて高い問題が出題されていると市議などから批判が続出している。筆記試験を廃止し、業務に関連する技能試験に転換するべきだとの声も出ている。

 採用試験問題は市環境保護局と専門家が2013年、1千題分のデータベースを作成。その中から出題されている。データベースは公開されており、正解をダウンロードすることもできる。
 批判に対し市当局は、前回の合格者が全員ほぼ満点で、資質の差を測るという意味ではあまり有効ではないことを認める一方、筆記試験の廃止は実技試験や体力測定で不利な大卒以上の志願者や女性に不利になるとして、内容を検討改善しつつ筆記試験は続行すると回答している。